ikedayo! blog

元フリーライターの池 紀彦が気になる何かのお話を書く場所

ポケGOの死亡事故問題について

割ともんもんとしてたから状況としては変わらずこんなん↓だけど書いておく。

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まずはニュースのリンクから。

nlab.itmedia.co.jp

このニュースについてはかなりベタかつありがちな反応がネットではよく見られた。「運転手側が悪いんだからソフト関係ないだろ」、「他のソフトはどうなのよ?」、「そもそも運転中に使えるようになってるスマホの仕組みが悪い」などなど。

実のところ、最初は「LINEには同じような申し立てしたんですか?」とか俺も言ってた。ただこれってそういう問題じゃないってことなんだよね。

社会現象になってしまった物は往々にしてたたかれやすい。特にポケモンGOはマスコミから狙われやすい。だって自分たちの上顧客であるソシャゲの敵だから、世論を味方につけつつ、ユーザーを減らすようなニュースをガンガン持ってきたいわけだ。

それに対してソフト側での対応はおかしいってのは回答になってないし、スマホの仕組み云々言い出したら、その結果首を絞めることになるのは、未だにスマホのカメラでシャッター音が鳴る悲劇を繰り返す恐れもある。

 

そんなわけで、これまでナイアンティックもバカではないから、少しずつ対応しているんだけど、正直、対応方法が誰も得をしないやり方ばっかりなんだよね。これまでの対応を見てみると…

・電車移動時にポケモンが出ないように調整した!

・一定の時速以上の速度を検知したらアラート出すようにした!

だってさ。これだと既存ユーザーもうれしくない、世間にはわかりにくい、で、最悪なのは運転手の操作を防ぐための対策にもなってないので、あまり意味がなく、結果、誰も得してない。

 

そこで、俺が俺なりに勝手に対策を考えてみた。

 

そもそも、ナイアンティック側が立場を明確にしていないのがよくない。これは「Ingress」の頃からそうだったと思うんだけど、もともと同社の思想は、確か「みんなに外にでてほしい」みたいなことを言ってたと思うんだよね。

で、細かいニュアンスが分からないのだけど、彼らは我々の外出を促進したいのか?それとも散歩を促進したいのか?これによってやるべき対応はハッキリする。

 

もし、散歩を促進したいなら、もう時速20km以上の速度を検知したら、すべての機能が利用できなくなる、くらい徹底するべき。やることが中途半端なんだよね。

 

そして、外出を促進したい場合、徒歩以外にも自転車、自動車、電車は選択肢になりうるんだから、中途半端な対応をせずに、きちんと、自転車/自動車搭乗時は自動車専用モード、電車搭乗時は電車専用モードを実装するべき。

もちろんこれらモードは徒歩と比べて圧倒的に有利になりすぎてもダメだし、うまみが少ないと誰も使わなくなってしまうから、そのあたりのバランス調整は絶対必要だし、できることも全部一緒にしないとダメなので、すごく難しいとは思うんだけど、これらモードが多少通常モードよりも不利な設定だとしても、用意さえされてれば、少なくとも現状でポケモンGOを運転しながら無理矢理にでもプレイする様な人なら喜んでそっちのモードを使うと思うんだよね。で、これらモードになってない状態で速い速度を検知したら強制ロックで触れないようにする。

 

で、スマホの画面を見ずともプレイができるポケGOプラスについては、上記の制限は全てなしとすればいいわけだ。11月の再出荷以降、品薄傾向がなくなりつつあるようなので、このままほしい人が誰でも買える状態になれば、 これで悲惨な事故はかなり減るはず。

 

さて、言いたいことは言ったので原稿に戻ろっと!(という謎のフォローも忘れないw)