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元フリーライターの池 紀彦が気になる何かのお話を書く場所

マックシェイクを劇的に旨くする方法を試してみた!(完結編)

昨日お届けしたマックシェイクを劇的に旨くする方法を試してみた!(大誤算編)に引き続き、今日再びマクドに行き、再チャレンジに挑んでみましたよ。

今回の再チャレンジでは以下の点に留意してみた。

・トマトジュースは食塩無添加の物を使用する。

・マクドは何か注文した時に「水くれ」と言うと水を無料でくれるという事実を今朝、通勤途中に思い出したので、これを実践し、空のカップを入手すること。

・予算の都合上、というかこの寒いのに冷たいシェイクを大量に摂取するのは体調にも影響すると考えたので、シェイクもSサイズにする。

・口直しを効率よく行なうこと。あとでハンバーガー食べるとか。

・シェイクとトマトジュースの配合率をあれこれ試してみること。

 

以上の点を踏まえて、再チャレンジしてきました。まずは今回のトマトジュース。

缶で160gなので量も控えめ。価格は not 控えめ(116円)。でも間違いなくトマトonlyなジュースです。完璧!

そして前述の通り、今回はSサイズの空カップも用意。

Sサイズのカップに氷水を入れてもらったけど、水はメインじゃないので先に処分しておいた。これでお膳立ては全て整った!

 

早速、この空にしたカップに少量のシェイクとトマトジュースを1:1の割合で注入。これがイチゴジャムならどんなに味の想像がつくことだろう…ま、そんな愚痴をこぼしても始まらないので、ガッツンガッツン混ぜる。そして「いただきます!」

 

…ちゅーちゅー…うーん、やっぱりトマト!トマトのエグい感じがやっぱり強い。1:1の配合率にそもそも無理があったのでは?ということでこの1:1のところに更にバニラシェイクを追加して再トライ!

…うーん、ダメ!やっぱりまだトマトのイクナイ感じが残ってる!バニラ追加!再トライ!と繰り返してると、境は不明ながら(バニラ8:トマト1くらいかな)、バニラメインの味わいにトマトのほのかな酸味がマッチングする瞬間が訪れた!でもそれは、正直言って「飲める」ってだけでSPA!の記事に書いてあったみたいな劇的な味わいにはならないんだよなぁ。

 

その後も何度か(とは言えバニラシェイクの残量が少ないため、あまりあれこれ試せなかったが)トライしてみたけど、やっぱりトマトのエグみがどっかに残る印象は拭えない…そうこうしてるうちにシェイクが底を尽いた…このまま再々チャレンジに続くのか…

 

と、ここでふと思うところがあり、残ったトマトジュースを普通に飲んでみる。…うーん、まずい!でもここでピンときた。

 

そもそもトマトジュースがキライな人のうちトマトもキライな人って実はあんまり多くはない。トマト単体はいけるのにジュースがダメな人が大半のはず。こうしてトマトジュースを改めて飲んでみると、トマトのエグみがメインでほのかな酸味が味わえる。つまり、トマトジュースが好きな人ってこのエグみが好きなんだよきっと。

 

つまり、この「劇的に旨くする方法」って、トマトジュースが好きな人向け前提の旨さなんじゃないのか?でなければこのトマトのエグみの強さはちょっとやそっとのバニラでは消えないよ? つまり1:1の配合率の時に味の中心に鎮座していた、あのトマトのエグみこそが、この劇的に旨くする方法の本質なのでは?SPA!の感想読み直すと、「フルーティなトマトの香りだけが残ります」(引用)って書いてあるけど、このトマトの香り=エグみのことでは?それに「マックシェイクは、甘すぎて苦手だったんですが、トマトジュースの酸味でさっぱりまとまっていて…(略)」(引用)とあるように、この人、そもそもマックシェイク苦手なんじゃん!そしてトマトジュースの酸味=エグみでしょ。そして、そもそも絶賛してるこの2人とも「トマトジュースがキライ」とはどこにも書かれていないんだよね。

 

ということで結論出ました。このSPA!に書かれてる「劇的に旨くする方法」は対象相手が限定されており、つまり

「バニラシェイクが甘すぎてキライ」だけど「トマトジュースは大好き!」な人が飲むと「劇的に旨く感じられる」方法

なのである。もともとのバニラシェイクが好きな人やトマトジュースがキライな人が楽しめるようになる方法ではないので注意が必要だ。

 

なお、ここ大事なところだから太字で書くけど…

あくまでもこの結論は「俺調べ」からの「俺結論」だからひょっとしたら根本的な間違いがあるかもしれませんが一切の責任は取らないのでそのつもりで。むしろ疑うくらいなら自分でやってみて評価して(笑)

逆に1:1の割合でトマトのエグみを感じることなく、ほんのりとした酸味とバニラの甘さのナイスマッチングを味わえる詳細な手順があるのなら、是非俺に教えてくらさい。また試しに行きます。

ということで、俺達の長い闘いは幕を閉じたのであった…