ikedayo! blog

元フリーライターの池 紀彦が気になる何かのお話を書く場所

5月は皐月…あれやこれや

Welcome to PC Depot

ということで、PCの電源が突然死したりして(突然OS落ちるとあせるよね)、慌てて地元のPC Depotで電源買い直したりして、急場をしのいだせいでお金がありません。いけです。

 

その前には調子に乗ってついつい…

勢いでnasne買ったってみたり…

安すぎたという理由だけで(980円)、HTC EVO WiMAX買ってみたりと変な散財してたもんだから、その辺も金欠の理由の要因となってます。

現状、ブログ、FB、Twitter、ガジェ速、ワントピとほとんど手がつけられていません。どれもやりたいけど、今のサポート業務のお仕事にもうちょい慣れないと、とてもじゃないけど手が出せないというもどかしい現状が続いております。

 

本業が快適ならブログも捗るんだろうけど、本業が…(以下検閲)…

とまぁ、中途半端な感じでせめて月1くらいで何か書いておくと、自分的に何か残した感があっていいので書いておいた。

 

4月はイベントとかも結構色々顔を出したんだけど、そうした報告は一切せずに終えてみる(笑)

新しいお仕事です!

そんなわけで4月からはこれまでのQA関係のお仕事じゃなくて、サポート業務系のお仕事に従事してたりして、やっぱ勝手が違ったり、新しい職場の雰囲気に馴染みきれてなかったりとかで、なかなかペースが掴めていない毎日です。

お、これぞまさに日記っぽい感じだぞ!ここで内情吐露とかし出すと何かNDAがうんたらとか面倒な話になるのでコレ以上はここでは何も言いませんが(笑)。

 

そういや、以前話したFacebook Phone用ホームアプリ「Facebook Home」のプレリリース版が流出して話題になってました。

http://www.modaco.com/page/news/_/android/facebook-home-pre-release-leaks-r1028

アプリダウンロードだけしたけど、まだ試してない。というか手順をイマイチ把握しきれてないので、もうちょい細かくチェックしてみる予定。

Facebook Phoneに期待してること

Facebook、ホームアプリ「Facebook Home」と搭載端末「HTC First」を正式発表(ガジェット速報)

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以前より、Facebookが独自のスマートフォンを出すんでは?という噂は多く、最古の物だと、多分HTC Chacha発表前とかの頃にまで遡るんじゃないのかなぁと思われます。

今回満を持して登場したFacebook Home標準装備のHTC First。スペック的には昨今の最新スマホと比べるとちょっと弱い。つまりFacebook利用メインのライトユーザーがターゲットなのは容易に想像がつく。

FacebookというSNSの最大の弱点は何と言ってもスマートフォン用アプリの出来が悪いこと。Android版/iOS版のどちらも試してみたけど、とにかく データの展開が遅い。更新情報の通知をクリックして更新情報が開くまでにモッサリ、写真の展開でモッサリ、更にはコメント欄の展開ですらモッサリ...とにかく何をやるにもモッサリモッサリで、やたらと待たされる印象を受ける。昨今、PCメインで使うよりモバイル利用が圧倒的に多いこのご時世で、モバイル側のアプリの出来が悪いなんてのはSNSとしては致命的。

そ こで登場した今回のFacebook Home、期待すべき一番のポイントは、ホームを占拠することでどれだけサクサクとFacebookが利用できるのか?というその1点に尽きる。これで一 般配布されているAndroid用クライアントと同レベルっていうんじゃ話にならない…

そしてもう1点、気になるポイントとしては、一般向け配布も行なうというこのホームアプリの対応端末の少なさだ。最新端末が軒を連ねる状況だが、これしか対応できないというのであれば、Homeアプリの出来の底が知れるというもの。ICS必須なのはいいとして、せめてGalaxy Nexusレベルまでは対応してほしいものである。少なくともHTC Firstと同等レベルの端末にはさくっと対応して頂きたいものだ。

 

つまり表題の「期待してること」はとにかく1つ…「Facebookが快適に使えるホームアプリを提供してくれや(゚Д゚)ゴルァ!!」ということ。

安価に携帯を買い換えて楽しむ10の方法

スマホ全盛の昨今、ケータイを安価に買い換えて楽しむ方法の1つとして、間違いなく「MNP」が上げられますね。俗に言う「乞食」と言われてる奴です。

つまりMNPすることでスマホの本体割賦価格が割引されまくるのに加えて、月額の利用料金すら割り引かれるため、購入後のサービス調整次第では、月額料金10円未満で使えてしまうというものです。

でも、これはこれで非常に面倒な点もあって、特にキャリアメールが残せない点はやっぱりいやなんだなぁ。勿論キャリアメールを活かす契約を1つ残して複数回線を用意するというやり方もあるけど、とにかく複数回線の契約を管理するなんて、それだけで一手間なわけで、このスタイルは楽しんでいる人もいっぱいいるのは知ってるけど、個人的にはこちらに向かうことはないかな?と思ってたり(新製品出るたびに乞食やりたいなーと思ってやっぱやめる、を繰り返してるわけだが)。

 

そして、比較的個人的に好きな方法なので、頻繁にやってるスタイルとしては「中古」の型落ちスマホを購入するという方法があります。型落ち物なら2万くらいでちょい前の旬の端末が購入できたりするので、以前は結構重宝してました。でも最近は進化が早すぎることもあり、そこまで安くならないことも多く、ようやくGalaxy S2が2万割れてきた程度。S3になるとまだまだ3万以上するので、ちょっと厳しい。

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ところが、iPhoneなんか5が出る前はiPhoneと言えば価格が落ちない端末として中古業界でもかなり魅力的な製品だったんです。3GSで1万5000円くらい、4は2万円以上とか良品だと3万近くしてた。

↑は1年前に購入したiPhone 4(16GB)。これがヤフオクで2万円ちょうどくらい。SIMロック解除してドコモSIMで使おうと思って買ったのはいいけど、ベースバンドのファームが上がってたせいで何もできなくて、結局、5出る前に2万円くらいで売却した次第(ほとんど損なし)。

しかし、5が出た途端に4と3/3GSが一気に価格下落発生して、その結果、4なら1万ちょいで買えるようになった。4と4Sなんてせいぜい「Siri」の有無とかCPUの違いとか細かいところなので、4くらいならそろそろ買ってもいいかも。ただしSIMロックの問題があるので、買っても使えないわけだけど。あとまぁ、5は依然として高額だし、4Sも1つ前のモデルということでちょいちょい高い。んー、でもよく考えてみたら4も3年前の端末になるのか…iPhoneは息が長いなぁ。

てか冷静に見なおしたら、4Sって1年以上前の端末で3万円とかやっぱ高いな(笑)

 

半月ぶりくらいに書いてみたはいいけど、タイトルもひどいし、本文も全くまとまりがないなぁ。そのうちガサッと書きなおすかも(笑)

非モテの条件

※今回は出オチの一発ネタです。

 

モテる男、モテない男ってのは色々な理由付けがあると思うのだけれど、今まで自分が非モテであることは理解しつつも、その理由がどこにあるのかをイマイチ理解しきれていなかった。

 

だが、今夜、自分を振り返ってみてよく分かった。つまり…

 

 

モテる男はコンビニの見切り品を嬉々として買いはしない!(しかも無駄な玩具ばかり)

 

 

※本記事は藤子F不二雄先生作品や生茶パンダ、キティコラボのアイルーをディスったりするものではありません。

手元に置いておきたいソニー製品補完委員会 - mylo -

Yeah ! it's mylo !

米ソニー主導?(発売は米国が先行してた)のコミュニケーションツール。SkypeGoogle Talkに対応して、テキスト/ボイスチャットが楽しめるほか、音楽/動画再生機能も装備。音楽再生はなんとmylo同士で繋げてお互いの手持ち音源を相互に再生できる音楽共有機能「Music Streaming」を備える。WM DRM10対応したオーディオプレーヤー機器が当時はあんまなかったのでそれも印象的だった。本体サイズは2.4型/320x240ドット液晶搭載でこのサイズ感も個人的にはツボ。インターネット接続は残念ながらIEEE 802.11b無線LANのみ。

 

無線LANしか搭載できなかった当時の事情とか考えると、MVNO全盛の今なら3G通信機能も内蔵してどこでも繋げるスーパーなコミュニケーションツールになれたかもしれん。また、現在のスマホ全盛による内部部品の高性能化も考えると、今の技術で作られていたら、これスーパー魅力的な製品になってたかも。

当時、まだスマホのプラットフォームが確立されていなかったからこそ、ソニーは小型端末向けのLinuxをカスタマイズして載せていたけど、Android搭載で作ってたら神になっていたかも。

かもかも、言っててもしょうがないけど、そう思わずにはいられない魅力がmyloシリーズにはある。当時、myloに魅せられたバカな男が書いた2本の記事がこちら(笑)

 

ソニー、小型携帯端末「mylo」の体験会を開催-WMA DRM10に対応し、Napsterも利用可能(AV Watch)

ソニー、800×480ドット液晶搭載の「mylo」新モデル-YouTubeやWMV/H.264/AACに対応。実売35,000円(AV Watch)

 

やー、myloの体験会レポート…バカだわぁぁぁ(笑)。つかこれ体験会のレポートってよりもほぼレビュー記事じゃねーか。まぁ愛は感じられるけれども…(恥)

W-ZERO3[es]との比較写真とかバカじゃねーの?俺…PSPとの比較とか意味があるのかよくわからないし。ちなみにこのスライド機構を見せると「PSP go?」といわれることがあるが、PSP goは2009年発表なのでmyloシリーズの後。そしてそんなgoも今やすっかり過去の遺物と化しているし、俺的最強Android端末の1つであるところの、Xperia@PLAYたんもやっぱりスライド型…スライドは文化だが、いずれ消えゆく運命にあるのかもしれん。

 

ただ、この手の先進的な製品にありがちな価格面についてはやはり厳しい。mylo COM-1については直販限定で45,000円とかちょっとあり得なすぎる(笑)。よっぽどのソニー教信者じゃないと、こら買わないよ。

んでその辺の反省もあったりなかったりでCOM-2は35,000円になった。機能強化で1万値下げって戦略としてはすばらしい筈だったんだけど、結局あまり盛り上がらないまま、COM-2を最後にmyloシリーズは幕を閉じることになる。

 

結論として、やっぱりmyloは早すぎた製品だった。

 

だからこそ手元に置いておきたい、ということで今回、本体のみのジャンク扱い品を1,000円で入手させて頂いた(笑)。ちなみに充電はminiUSBが使えるほか、PSPのACアダプタがそのまま流用できる。本機も充電完了後は無事正常に起動、一通りの機能も問題なく利用できた。

【悲報】俺のMotherデータ消えた(2度め)【諦めた】

 

Mother1の冒頭部ばっかり3度もやってるブログがこちらになります…orz...

ちなみにデータが消える直前の進捗としては仲間は3人(名前付けした3人)で、主人公のレベルが29くらい。お化けに乗っ取られたお屋敷探索中の悲劇でありました。

 

ま、大きな声では言えないことが色々関連してくるので、結局のところ自業自得なわけですが、とりあえずMotherは少しおやすみしてモチベーションが再び上がるまでは…ドラクエ7でもやってみよか?とか思ってます。

 

それにしてもアプリのアップデートが原因で起動中のアプリが強制的に終了し、その際に保存されたセーブデータが吹っ飛ぶとかどういう仕様だよ!そもそも何で普通のリセットボタン相当の機能がなくて、いきなりSRAMデータから何から全初期化する「リセット」機能しかないんだよ!?とか意味不明のことをぼやいてみたり…

Nexus 4日本語ページはあれどもあれども

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発見して2日くらい経つんだけども、未だに購入がGO!にならん…

国内ではGoogle初となるSIMフリーのスマホの直接販売(Nexus 7はタブレット)。期待してずっと待ってるのにまだ価格も分からん状態とは…

正直、これで提示された販売価格が、超高級志向で輸入転売屋大歓喜の値段だったらもちろん買わないですが、Nexus 7で実績のあるGoogleたんがそんなあこぎな真似するわけがないと信じてます。

 

というか悪いことしたことについては前科って言うけどいいことすると実績になる辺り、日本語って面白いなと思った(笑)

おっすオラ悟空!いやー、ケンタのポテトは本当にまずぃなー。オラびっくりしたぞ!

Q:フライドチキン系がキライな人がケンタッキーでドラゴンボトルをもらうにはどうすればいいですか?マクドのハンバーガーでもらえませんか?あ、またはミスドの感じの悪いCMみたいに「ボトルだけくださーい♪」とか言えばいいですか?

A:死ねばいいと思うよ

ということでケンタ行ってきたよ!

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やっぱドラゴンボール世代の俺的にはドラゴンボトルは外せないっつーか、かめはめ波的な感じで、最強セットSとか一番安いラインを注文してきたよ!えっと和風ヒレカツサンドとフライドポテトだけでそれにドラゴンボトルが付いて1,130円…ん?1,130円…?

 

「高ぇぇぇぇ!なんて高ぇんだ!オラびっくりしたぞ!」

 

ということでこのセットの本来の食い物だけの値段は分からないけど、ボトルだけで6-700円くらいしてる計算になりますかね。

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さらにボトルは箱に入って渡されるので、中の絵柄とかは何種類かあって、ランダムで何が入ってるか分からない…まぁこんなの全種類集める気はさらさらないので、いいんですけどね。でもこれで開けてもしブゥとかだったらガッカリしすぎて飯も喉を通らなくなると思うんだけど…

 

でも、天は俺に味方した!

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悟空さ!しかもちゃんと四星球でねぇか!

ボトルの材質もアルミ製で、少なくともこの手の付録にありがちな安物プラスチックではなかったのでちょっと安堵。もちろん、一番人気の悟空+四星球セットが一番多く用意してあるだろう、なんてことは分かった上でちょっとした幸せに浸ってるだけだよ。人間、時にはわざと騙されるのもいいもんだ。

 

ということでボトルの出来も悪くなかったんで、安心して和風ヒレカツサンドとポテト食って帰るか、と食べていたんですが…まぁぁぁぁぁぁ食い物マズイ。何か作り置き感アリアリなんですけど…ポテトとかロッテリアとタメ張るくらいのマズさっぷり…

 

どうして喫煙対応してるFFはどこもポテトがまずかったりバーガーがまずかったりするんだろうなぁ。てかもう国内のFFはモスとフレッシュネスとマクドだけになればいいのに…あ、バーキン忘れてた(笑)

 

電子書籍のお話(阿佐ヶ谷ロフトのイベント行きそびれ記念)

もうちょい前に書こうと思ってたんですが、色々記憶が欠けてしまったので何も書けないわ(笑)

と思ったんだけど、3月6日に阿佐ヶ谷ロフトで開催されたイベントのことをすっかり忘れていて、顔が出せなかったのでちょっと悔しかったので、記憶を思い起こして書いて見ることにする。

 

本当はネタ用にサラリーマン金太郎の出版社社長編のみ電書購入して、そこからネタ画像拾って貼ろうと思ってたんだよなぁ(注:本当にやったら著作権法違反です)。

とは言え、これは単にネタ画像を貼りたいわけではなく、このお話の中で指摘していた電子書籍に足らない物が正に自分の考えと合致したからなのであります、という余談。

 

今回はオーディオと書籍でそれぞれアナログ、電子化、プレーヤー、配信ストアなどを比較しつつ、特徴を検証すると分かりやすいかなと思うので、これでちょっと書いてみます。

 

ではオーディオから特徴を上げてみるとします。

 

・まず購入したアナログCDを自分で電子化する、いわゆる自炊が容易に行えること。自分で買ってきたCDからPCなどを使ってデータに変換することが比較的容易に行えます。また、どんなに変換してもCDはなくなりません。

・次にそのデータを再生するオーディオプレーヤーはそこそこ高額だということ。最近はケータイに持ってかれて市場もなくなりかかってますが、プレーヤー機器は基本有料でしたし、今後も無料で配るということはないでしょう。

音楽配信の価格はアルバム、シングルともにCDと比べると割安です。アルバムは2,000円くらい?シングルに至ってはカップリング不要なら1曲単価で済むので高くても300円くらい?さらに言うと楽曲データをCDにすることも可能なので、物理メディアでのバックアップが行える作りになっているのも魅力。

 

こうした各特徴を見ていると、プレーヤーを買う必要があるため、敷居は高いですが、一度プレーヤー本体を買ってしまえば、あとはCDとデータ化する環境が整っていれば、基本ソレ以上のお金はかからないということになります。音楽配信で楽曲を購入した場合でも、CD化することで物理メディアに残せるので、配信元がサービスを終了してしまった場合でも手元にデータが残せます。

 

こうした上記特徴に対して電子書籍を当てはめてみると、これを考えていた当時は色々おかしな点が出ていました。そうkoboとkindleがやってくるまでは…ということで、2社が日本にやってくる前のお話をしておこうと思います(笑)。てか2社が来て改善された内容は『』でくくりますか。

 

・まず購入した書籍を電子化する、いわゆる自炊は容易ではありません。書籍の裁断からはじまり、その紙片をスキャナで取り込み。スキャナは1枚1枚取り込むのは困難なので、シートフィードスキャナを使用するのが一般的ですが、これ専用で1台数万かかります。コストと労力がハンパないんですわ。

・次にそのデータを再生する端末が有料であるということ。タブレット端末やスマホでも読めますが、基本は有料です。『楽天のkoboは同社会員が特定条件を満たすことで、無料配布してもらえる場合もあるようです』。

電子書籍の価格は基本、紙と同額です。『ただし、Amazon登場以来、各電子書籍ストアでは紙の本と比べて割安になるものも出てくるようになりました。』ただし、電子書籍データから紙への復元は非常に手間ですし、なかなか難しいです。と言うよりほぼ不可能。

 

国内メーカー各社から電子書籍端末が登場した頃は、端末は割高、書籍の値段も普通ということで、正直、このままいったら絶対普及なんかしないよなぁと思ってました。特に端末の割高感がハンパなかったのは大きいです。そりゃ趣味の人しか買わないだろうよ、と思ってました。

 

その頃描かれたサラリーマン金太郎の劇中で、出版社社長になった金ちゃんは「電子書籍端末はタダでばらまけ!収入は購入してもらうデータで補うんだ!」と熱く語るわけです。まぁマンガの言うことですから、そんなに都合よくいかないことも分かります。分かりますけど、一理あるな、とも思いました。

 

つまり上記のようなオーディオプレーヤーモデルではなく、ケータイを普及したビジネスモデルを採用すれば普及は見込めると考えたわけです。端末はタダで配る。書籍は自炊が困難な物なので、端末を貰って、もしそれが便利だったらそりゃ電子書籍を購入する方向に向かうわけです。うまくポジティブスパイラルに乗れば一気に普及した可能性も高かったと思います。

 

ところが当時はどこもそういう施策をやろうとしていなかったので、やっぱ無理なんだよ!と思っていたのですが、こうした状況を打破し始めたのが2012年よりAmazonが提供開始したKindleという名の黒船と、それに対抗しようと新たに立ち上がった楽天koboです。

 

製品や会社の体質には色々難癖がついたkoboですが、会員向けに端末をタダで配るというアイデアは正に前述の方法論で、非常に素晴らしいと思いました。惜しむらくは会員相手に郵送で送るスタイルなので、楽天の会員というハードルを越える必要があったこと。街でタダ配りしたら、そして端末の初期設定が誰でも簡単にできるものだったらちょっとシェアとか変わってたかも。

 

AmazonのKindle登場以降は電子書籍の値下げが起こりました。もちろん1巻だけだったり、期間限定だったりのセールではありますが、そもそも書籍のセールって存在していなかったわけで、それを始めるきっかけとなったAmazon Kindleの影響力はやっぱすげーなと素直に思いました。実際、何冊か買ってしまいましたしね(笑)

 

こうした新たな動きが見えてきたことで、電子書籍の未来が少し拓けてきたかも?と最近は少しだけ思えるようになりました。

 

ということで、電子書籍が越えるべき、次なる課題は以下の感じですかねぇ。これ越えないと以降は盛り下がるばっかりではないかと。

・端末の性能向上

やっぱ現状のE-inkは厳しい。ガッツリ見たことはないですが、あの画面のリフレッシュっていうんです?デロデロデロ-ってなる状態は見ていてやっぱり美しくない。もうちょいああいった現象が抑えられればいいのにと思うけど、あんま改善していないので、あれがなくなることが大前提かなと。

あと、多様なサイズがほしいですわなぁ。4型、5型、10型くらいまではあってもいいかなと。っていうのは持ち運ぶのが中心の人には、閉じた状態の文庫と同レベルのサイズがいるんじゃないかなと。あとは家でのんびり読む用に雑誌サイズのクラスもいるよなぁ?とか。あ、当然カラー対応も必須かなと。

こう考えていくと、正直E-inkじゃなくてもいいかも。タブレットとかスマホでもいいんじゃね?またはスマホやタブレットをベースに電子書籍に特化した専用タブレットを低価格で用意するとか。はっ!それなんてKindle Fire?

あれみたいに何でもできるわけではなく、見た目すごいけど、実は単なる電子書籍専用みたいなのとかあればいいのかなと。E-inkの進化を待つよりこっちの方が現実的かも。

・データ通信費無料

ブラウザとか載せるからややこしいことになるんであって、ブラウザはなしで。書籍のダウンロードくらいは無料にしないと厳しいかと。

・端末無料化、低価格化

例えば実質無料でもいいかなと。専タブ(単体額30,000円)を購入すると、25,000円分のストアクーポンが付いてくるとか。型落ちモデルはクーポンないけどやっぱり店頭では無料とか100円とか。

・普通の書籍を購入すると電子書籍用のダウンロード権が得られる

これは賛否両論で、特に日本の古本市場の事情を考えると、やらない方がいいかも?でも反面、自炊へのケアが一切ないのも気になる所でもあるので、法整備してでもやった方がいい気がするなぁ。そうなると神田古書店街とか壊滅する恐れありますが。

 

ココらへんまで進んでくると、いよいよ電子書籍onlyな雑誌とかコミックが出てきたりしてきて、そうなればしばらく未来は明るいかなと。

もちろんガラケーの末路(まぁ数年後に復興するんだけどね!)とか見てると、普及しきってからが不安ではあるけど、正直今はそんなこと考えてる状況じゃないと思うんだよね(笑)

 

以上、全体構成とか一切考えずに、電子書籍についてあれこれ思いついたことを、文字通り書き殴ってみた。ま、そのうちまとめる気になったら何か考える時があるかも。

5年ぶりのデジカメ購入

ということで俺の悲報とかそういうどーでもいい記事はいいとして、久々にデジカメ買いましたよ!例によって中古だから大分古いけども!ただし、いきなり何買ったか書くのも味気ないのでヒント出していきます。

ヒント1:

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うわー、いきなり答え書いちゃったみたいなもんだなぁぁぁぁ(笑)

Sandisk製のメディアだけど、microSDと形状が違うよね~。てか何か文字書いてあるよね~。

 

ヒント2:

俺が前使ってたのはカシオのEX-V7ですよ!…あー、これも超いいヒントだわぁぁぁ(自画自賛)。昔はミノルタDiMAGEとかも好きだったなぁ(笑)

 

ヒント3:

ソニー製…もう言わずもがなだよなぁ、よく見たら↑の画像、めっちゃM2って書いてあるわぁぁぁぁぁ!え?M2が何かしらないって?まさか~(笑)

 

 

 

 

 

さて、そういうわけで…そうでーす!正解は…

ソニーのサイバーショットDSC-TX55 でした!

 

ということで事の経緯についてですが…

 

そもそもM2こと、メモリースティックマイクロメディア(以下M2)を購入したのが不幸の始まりでした。自分は意外とこの手のメモリーメディア媒体あれこれ手元に置いておくのが好きなので、256MBのRS-MMC持ってたり、MicroDriveも340MBと1GB両方持ってたり(いずれもIBM製)、結構今更感MAXなメディアが好きなんす。

メモリースティックM2ってのはmicroSD対抗で登場したメモステファミリーの一員で、メディアが出た当初は対応ケータイがほぼ同時に発売していたんですが、その後、ソニー自身がM2を放置な展開になっていったため、結果、M2を素で使えるデバイスが皆無になっていったわけです。

そんなM2下火全盛の時に比較的容量比で安めのM2(8GB)を発見したんですね。製品には標準でメモステDuoへの変換アダプタが付いていたので、こりゃDuoとして使うつもりで買うなら安いし、そもそもM2のこの今更感ハンパない、ということでサクッと購入したのでした。

ところが帰宅後、運用開始から1週間もしないうちにメディアが認識しなくなるわけです。原因がさっぱり分からないので結局そのまま1年近く?放置してしまったんですわ(悲劇のきっかけその2)。

で、ある時、この放置したM2を見て、ふとこの付属の変換アダプタが原因の可能性もあるな?と思ったので、M2やmicroSDが直接挿せるUSB接続のカードリーダーを購入。そこにM2を挿してみたらあっさり認識!つまり原因は変換アダプタだったわけですわ。

変換アダプタだけ交換してもらえるのかな?と思い、Sandiskのサポートにメールを投げてみたんだけど、交換にはレシートが必要とのこと…ここで先ほどの1年放置が悔やまれる!1年も放置してたらそもそもレシートどっか消えてるわけよ。

ただ、原因ははっきりしたので、M2の変換アダプタさえどっかで調達してくれば、再びDuoとして実運用できるじゃんよ!と思ったのもつかの間…秋葉原と川崎のその筋のお店を結構広範囲に探しまわったんですが、見つからないんだなこれが。

つまり、M2は購入時に付属の変換アダプタを使わない限り、現状は実用性皆無になっているわけですねぇ。

いやいや待て待て。M2を直接挿入できる製品を使えば解決じゃん!と思ってWebで検索しようとするんだけどこれがまた難しい…特にやっかいなのはソニーのメモステサイト。直接使える製品を探そうと検索をかけるんだが、対応メディアに「M2」がある物はかなり多いのだ。だがこれらの製品情報を実際に見てみると、M2の横に注釈マークがあり、そこには「Duo変換アダプタが必要」の文言…orz...

そんな検索性の悪さをかいくぐってどうにか発見したのがソニーのサイバーショットの中でも超薄型、沈胴式レンズ採用のTXシリーズなわけです。つまり2013年現在、M2メディアを変換アダプタ無しで使うにはこれ(を含むTXシリーズのいずれか)を買うしか選択肢がないのが現状なんですな。

 

以来、ずっとDSC-TX系の中古良品(価格は1万以下設定)を探す日々が続いていたわけだけど、今日ようやく巡り会えたという流れ。ケータイも考えたんだけど、かなり古いモデルになるので諦めました(auのW52S辺りになるんかな)。

 

いやー、まぁデジカメのこと偉そうに書けた立場ではないからあんま書く気はないけど、コンデジの進化ハンパないね~。フラッシュオートで撮影してるのに、被写体がトビすぎず、1発でキレイに撮影できたわ!(感嘆)。

今も昔も写真の下手さがネックなところがあったわけだけど、これはちょっとデジカメの技術に頼れば俺もまだまだイケんじゃね?(注意:↑のような文章の段階で色々無理)。

 

悲報まとめ

俺の悲報なんざ誰も喜ばないのは分かってますからメモ的な感じで。

1) 先日より絶賛プレイちぅのMother1のセーブデータ飛んだ…orz...

2) 今日履いていったスニーカーのサイズが0.5合わなくて足痛い…orz...

3) 部署異動ほぼ確定キタコレ(詳細は守秘義務のためここでは触れず)...orz...

Instagramで部分拡大したからやっぱ粗い感じになったなぁ(笑)

 

 

認めたくないものだな、自分自身の…若(くないのに)さ、ゆえの過ちというものを

 

 

アイティメディアよ!私は帰ってきた!

ということで、「@IT」という媒体を読んではいても、自分がここで何かするようなタイプの媒体ではないはずなのに、なぜ8年ぶりの沈黙を破ってまで俺がITMediaにやってきたのか…原稿依頼じゃ勿論ないですよ!(勿論とか書いてて切なくなった)

答えはコレだ!

♪てててて~

定員80名の枠があっさり埋まる大人気勉強会。エンジニアとガンダムの関連性と可能性を探る深い勉強会になるということで、これは行かないわけにはいくまいと参加を表明。更に某@ITの中の人の陰謀(というより調子に乗って自爆系の話)でLTとやらをやる流れに(笑)

LT?なにそれ?おいしいの?

会場にやってくるとこんな感じ。前列の重鎮の方々は大分手慣れた様子。緊張のままに勉強会開始!

 

んで、開始早々、当初の想定との違いについて登壇者から語られる衝撃の事実!

1)20代向けにやる予定だったのにフタを開けてみたらおっさんばっかり!

2)ガンダムとエンジニアとかどう考えても無理ゲだから、そういうのはやめて普通にガンダムを知らない人に教える会にした!

ぉぃぉぃ…LTネタ、めっちゃそこを軸に考えてきたのに…

ちなみにLT=Lightning Talkの略で、5分の持ち時間で要点をまとめてプレゼンすることらしいです。短時間で多くの人がプレゼンできるから、今回みたいに登壇者の方以外の人が色々お話するのに適した手法。

 

ということで、第1部、写真は暗いからわかりにくいけど、ワイン片手にガンダムトーク開始。

まぁ簡単に言うと「上司がガンダムネタを例えに仕事の話とかすると、部下が分からなくて困る。困られると寂しいので見てほしいな!てか熱く語り合いたいな!」ってことで、仕事でこういうことがあった時に、ガンダムだとこうだよね?的なお話とかが中心だったので、結構エンジニアの現場な話になってるなぁと感心することしきり。

特にランバラルは良い上司か否かの討論「確かに、劇中で部下にいい暮らしをさせてやれる、みたいな台詞があることから、そういう考え方を持った良い上司なのは確かなんだけど、その反面、部下のことを思うなら、部下たちが前線でちゃんと戦えるように補給をきちんとできるように根回しするのが本当の思いやり。部下を巻き込んで特攻とか自己満足でしかない」という意見は自分の中にない意見だったので感嘆したり(端折ってるので、事実とズレてる場合があります)。

他にも、「実際に使われそうな名台詞」を紹介して、これを覚えておけばガノタな上司がいきなり使ってきても対応できるぞ!みたいな初心者向けの実用講座もあったりして、なんだかんだで1時間があっという間に経過。

第1部を全部文字起こしすると、大変なことになるので、かなり端折ったけど、Ustとニコ動に上がるらしいので詳しくはそちらを御覧下さい(笑)

そして、休憩5分を挟んで第2部開始…とは言えLT形式は中止になり、何か言いたい人がどんどん言ってく形式になったので大分気が楽になりました。

でも、1発目がこれですからなぁ(笑)

20代女子がザクの魅力について語りだしてしまったよ!もう最高!これ聞いてたらもう俺のLTとかどうでもいいわーな気分になったりした!

とは言え、ザクの何がいいかについての熱弁を聞いてると、自分の中にあるもやもやした物が燃え出して、やっぱり自分でも何か言いたい!気分に。

ってことで写真はないけどLTしてきた!ただし、途中で何言えばいいのか分からなくなってグデグデ、さらに締めの辺りでグデグデという最悪の展開に…

ま、その後も他の方のLTがモリモリ繋がって、みんなのガンダムトークをあれこれ聞いて解散と相成りました。雑なレポートだな…ま、仕事じゃないからいいか(笑)

ということで、まぁ、ガンダムを如何に現場での潤滑油にするかというところは難しいけど、若者が初代ガンダムを見て、我々おっさんも毛嫌いせずにまどマギとか若者向けの作品をみることで、お互いにもっと近づけるのではないかというそういうお話でした。レポートにも何もなってないけどまぁ一言で締めるなら、「ガンダムすげー!」ってことで。

 

以下にEvernoteでメモしておいた自分のLTネタ(採用、ボツネタ含む)を公開して締めます。一応、文章として読めるように調整はしています。

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LTで実際に話したネタ

 

アムロから学ぶ一人前のエンジニアのあるべき姿

 

アムロは劇中第1話において、本人の希望とは無関係にガンダムへの搭乗を強いられることになる。だが、彼の本質は劇中でも語られるように、メカいじりが好きなオタクである。自作の遊具ロボット(ハロ)も開発できるほどの腕もあるエンジニアだ。彼は自分が搭乗を強要されるだけでなく、自らガンダムの修理なども行なう側面もある。少々乱暴ながら、これをエンジニア的な観点から、現場=戦場、通常勤務=修理に当てはめるとしっくりくるのではないかと考えてみた。

 

 

実際に劇中の各場面を思い出してみると、初期の頃、寝食を忘れてガンダム整備に没頭している時のアムロは気持ち楽しそうに…いや、まぁ整備中の映像はぶっちゃけ淡々と作業をしているように見えるがそこはご愛嬌(笑)。ただ、もう1度、劇場版1をよく見てほしい。整備に対する苦情はあまり言わないが、戦場に出そうになるとふて寝してブライトさん(上司)にしばかれたり、新米兵がよくかかる病気(鬱?)になったりと、戦場への拒否感が半端ない。実際の劇中でも戦場では常に不安と警戒の目をしているのが分かる。だが無理矢理ながらも、こうして戦場(現場)に出続けるうちに、彼は戦場でのルールや流儀など色々なことを学び、成長していく。だからこそ序盤はブライト(上司)に噛み付いていたが、後半になると、彼(を含む上の人間たち)に気を使うまでに大人として成長していく。

 

これはエンジニアが自ら現場に出ることの大変さと、それによる成長の大きさを示しているのではないか。いつもの職場でなら、気の合う仲間とノンビリ仕事をこなしていればそれで済むが、現場(顧客対応)になればそんな甘いことも言えなくなる。実際にこちらが開発した製品で起きてしまった不具合を客先で修正する場合などは、客からの厳しい視線に耐えながらの作業になるし、修正がうまくいかず、成果が出せなければ罵倒に晒されるわけである。その反面、エンジニアは現場でこうした様々な経験を積むことで、製品作りの際に、より顧客のことを考えた製品が開発できるようになるのであると考える。

 

 

これは、自分がQA業務を行なっている時、開発の人間が実際に現場で運用することを想定しないような作りの製品を持ってくることが多かったので、ふと頭に思い浮かんだことである。手がけた物が実際にどういった運用をされるかを体感した方がよりよいものが作れる。この体感を失っているのが、今の若いエンジニアなのではないか。特に大手企業。

ソフトウェアにしてもハードウェアにしても同様だが、若いエンジニアたちもガンダムに乗って戦場と言う名の現場に出向いて、より現実的な運用を学ぶべきではないだろうか。

(追記:やっぱりオチが弱いんだよねぇ。あとちょっとエンジニアのサンプル数が少ないので、偏った意見になってる感があるのが残念。あとこれは余談だけど、アムロは結局、戦場で生きる道、つまり現場を選ぶことになるわけだけど、1年戦争後、幽閉なんてさせずに、現場復帰させてMS開発とかさせたら、Zの時代にはもっと良い物ができたんじゃないかなぁとか考えるのである。)

 

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以下、ボツネタ

[連邦軍のMS事情をエンジニア目線で]

なぜガンダムはそのままフラッグシップとして少量生産に向かわなかった?

ガンダムを少量生産するだけの余裕すらなかったのでは?

結局コストダウンしたジムを大量導入したことから、むしろコスト的な事情でガンダムのフラッグシップ化はかなわなかったという考えが妥当か。

だからこそ、続編のZガンダムではガンダムmk2という後継モデルがフラッグシップとして少量生産されている。

反応のよさから、扱えるパイロットが少なかったため? これは間違い。むしろ今でこそニュータイプ云々という話がでてきてしまうが、テレビシリーズ当初、ガンダムは初心者でも慣れればそれなりに扱える MSとして劇中でも語られている。また、セイラさんが勝手に出撃した際も、ダメージは食らうがそれなりに動かせていた。

また、試作機を使い続けることの難しさを考える。

なぜ試作機のはずのガンダムに部品の補給が頻繁に行なわれていた?>コアシステムでは多くの部品が共通だったため流用できたという考えがある。これはガンキャノン用の部品を流用していた可能性が考えられる。

となると、フラッグシップ的な扱いの製品はむしろガンキャノン?あれだけ多くのジムが量産されながらもホワイトベースには 1台もジムは配備されず、最終的に3台ものガンキャノンがホワイトベースに搭載されていたのは、これまでの戦果から、最終戦での更なる活躍を期待されての投入と考えるほうが妥当。

逆にジオン軍は試作機を作りすぎたのでは?

1台のみのカスタムモデルが多すぎる印象。マ・クベの鉱山資源にあぐらをかきすぎた?(これでジオンはあと10年は戦える発言から。個人的にはあの発言を強がりと捉えるのではなく、あえてあれが事実だったとした場合、無駄な予算を投入し、試作機を多く作りすぎた結果、ゲルググやドム、ズゴック辺りが実戦配備されていく反面、無駄な試作機にかけたコストのせいで、資源がなくなった、という考え。)

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[ガンダムという作品をエンジニア(制作者)目線で見てみると…]

(追記):

今回の勉強会の1部の締めで「ガンダムがなぜおもしろいのか?それは後から色々な設定の追加などが頻繁に行われ、それを冨野監督が深い心で許容したからこそ、大人の視聴にも耐え得るものに成長した」というお話があって、これはこれで納得の面もあるが、反面、若干異論を唱えたかったのもあるので後述してみる。

 

・戦争物ならリアリティを追及する方向に向かいがちだが、冨野監督はストーリーのリアルさを逆手にとり デザインに従来のスーパーロボットの要素も組み入れた。これがガンダムが今なおユーザーに支持される理由の1つではないかと推測。

(この辺りはAV Watchの買っとけDVDで詳しく書いてますw)

例えばザクは実に兵器っぽいデザインとも言えるが、反面、やられメカ的な要素も盛り込んでいる印象を受ける(目が1つのメカは基本悪い奴)。その他、ジオンの戦艦ムサイの艦橋がまがまがしい悪魔のようなデザインだったり、ジオン軍側のMS/MAデザインやカラーリングもやられキャラっぽさを秘めていると感じる。

シャア専用ザクにしても、ボスクラスであることを明示するため、「こんな高速に移動できるザクなんてありはしませんよ!通常ザクの3倍の速度で接近しています!」 のような台詞とあのカラーリングでシャアザクを印象付けるうまさ。

 

・ジムを見た時、「ガンダムだ!」と言わせたのはスタッフ側の情報操作では?

テレビを見ている子供でも、ジムを一目見たときにこれがガンダムとは別物であることは一目瞭然である。にもかかわらず、テレビ内の子供に量産型のジムをガンダムと呼ばせることで ガンダムという試作機を元にジムが作られたという概念を視聴者側に植えつけさせるテクニックなのかも?

 

・劇場版は大人向け、テレビシリーズは子供向け?

一番の変更点はガンダムに備える操縦系をサポートするコンピュータに関する話が劇場版ではほとんど語られていないことだろう。つまりパイロットとMSという関係性以外の話を入れないことで、スーパーロボットっぽさを排除し、より戦場での兵器とパイロットという関係性を強調しているように感じる。また、サイドストーリーを極力排除しつつ、戦争ドラマを見せるエピソードについては、きっちり取り込んでいる辺りも劇場版を大人向けにターゲットしたと思える理由の1つだ。

ソシャゲのお話補足

先日下の方に書いたソシャゲのお話は正直、自分が遊んでるゲームについてざっくり書いただけの単なるメモ程度の物で、大した面白い話にもなってないので、いずれもうちょい熟考してきちんと読める形に仕上げたいかなと思ってる。

ただ、1つ言えるのはソシャゲってライトな麻薬みたいなもんなので、一度「エイヤ!」って止めてみると、驚くほど簡単に離れられる。タバコや酒よりよっぽどやめやすいんじゃないかなぁ。

写真は本文とは全く関係ないプリウスたん(笑)

 

 

ソーシャルゲームのことを考えてみた

ソーシャルゲーム業界は被害件数を減らそうという意識はないの?(やまもといちろうブログより)

えっと、とりあえず、ソーシャルゲームについて思うこと。まぁ被害件数を減らそう、ではなく、世間で悪い意味で話題になってしまったコンプガチャはやめよう!でもガチャは辞めないよ!だってそこで儲けてるんだもの!ってのが色濃く出てるのが今のソーシャルゲーム業界のような気がする。

自分は何しろあんまメジャープラットフォームのモバゲーだのグリーだのは触れてないのでわからないんだけど、コロプラプラットフォームのゲームを見ていると、その差がゲームメーカーに依る部分がすごく大きいのではないかと思ってたり。

 

例えばこちらが個人的にはボッタクリの代名詞と思ってる…

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「戦国いろは」。もうガチャメインな感じ。だってガチャじゃないと手に入らないキャラが多数存在するんだから(笑)

ガチャのシステムは1台の仮想ガチャが置かれていて、中には40体のキャラが入っている。そんで40体からランダムでキャラが1個手に入ると。これ1回500円かかるわけ。もちろん、目的のSレア+(最高ランク)のキャラが手に入ってしまえば、本来40体全部入手する必要はない(半数以上は雑魚)はずなんだけど、40体全部出しきると、中身を再補充することになり、以降ご褒美の成長促進キャラが入手できる仕組みになってる。いろはのシステムは基本的にキャラクタの成長がとても遅い仕様なので、結局このガチャ補充をしないと、キャラクタの成長まで手が回せない。いくらSレア+のキャラであっても、レベルをMAXまで上げないとあまり意味がないため、一度ガチャに手を出したら、4万くらいかけちゃうんじゃないかなぁ。更にイベント時には回復アイテムとかも買うことになるから毎月5万以上かける人が後を断たないように見られる。

もちろん大多数のユーザーはガチャに金をかけることなくプレイしてるんだろうけど、それだと半端無く根気がいるので、序盤で辞めてく人も多数。

 

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片や、「キングダムブレイク」。こちらにも有料ガチャは存在するし、イベント時などは回復アイテム買ったりしてイベント上位を目指すので、一見お金がかかるように見える…

ところがこちらの有料ガチャには有料ガチャ限定のキャラが存在しない。しかも有料ガチャを回したからといってさほど有利になるほどのキャラが登場しないので、無理してガチャを回す人が少ない印象。というか無料でできるガチャを根気よく回す方が効率がいいという無料ユーザー向けな作り(笑)

また、キャラ育成も根気でどうにかなるので、無駄な育成をしなければ新たにレアキャラを手に入れた時にもすぐレベルMAXまで成長させられるので、地味に続けてればそのうちどんどん強くなる。イベントで使うアイテムも一部は無料で手に入るので、無駄使いしなければ意外と無料でも頑張ることができるのがポイント。

ただし、序盤は弱いキャラしか手元にいないし、敵とのバトルも苦戦するので、なかなか上位に上がれない。また、どうしても単調になってしまうので、飽きて辞める人も多いみたいで、序盤で辞める人とそこそこ強くなったところで辞める人の2パターンがある印象。

 

同プラットフォーム内であってもこんだけ違いが出るのがソーシャルゲームだから、きっと、ゲーム提供会社によって大分差があるとは思うけど、いろはみたいなのが多ければそりゃ今後も課金で無茶なことやって被害者が増えることになるのは間違いないんじゃないかなぁ。

 

反面、コンプガチャを辞めたことにより、話題性はあの時ほど大きくならないから、いくら被害者が増えても、マスコミが取り上げないだろうから、大した問題にならないという甘いスタンスなのかもしれないけど…